今日受け取ったメルマガに
本の紹介があった。
その題名は「人生という名の手紙」
といい その中の一部分について
紹介していたのだが
考えさせられる内容だったので
記しておこうと思う。
ダニエル・ゴットリーブという著者は、33歳のとき交通事故により
首から下が麻痺し 明晰な頭脳と四肢麻痺を抱えた人間として
生きていかざるを得なかった精神科医。
ある時、ダニエルは重度の床ずれがお尻に出来てしまい
その傷がふさぐまで約2ヶ月寝たきりの生活を強いられる。
ようやくその期間を乗り越え社会に復帰したと思ったら
また床ずれが再発してしまった。
ダニエルは またベッドに縛り付けられる生活に戻らざるをえなくなり
度重なる寝たきりの生活に 自尊心も希望も何もかもが粉々になってしまい
絶望を通り過ぎて苦しみに耐えきれない思いでいたとき ある夢を見た。
☆☆☆ 神様がダニエルのところに来てこう言いました。
「あなたに宇宙のかけらを与えます。
あなたの仕事は、これを大切にすることです。
大きくしたり、良いものにする必要はありません。ただ大切にしなさい。
そして 私の準備ができたときそれを取り返します。
その時、あなたの人生は終わるでしょう」
ダニエルは神様の手にある宇宙のかけらを見ます。
すると、それはたった3ミリの大きさしかなく 著名な精神科医である
自分の持ち分がたった3ミリだなんて!と、最初彼は怒りを覚えるのでした。
でも、自分の3ミリを神様に返すまで生きていかなければならない
ということにダニエルは感謝を覚えるようになります。
自分の人生の役目は、その宇宙の3ミリを大切にすることだ。
変えることも良いものにもする必要はない。
ただ、生きて、神様が与えて下さったその3ミリを大切にすればよい。
そのために生きている。☆☆☆
宇宙にある 誰もが託されている3ミリ分の宇宙。
変えることも 良いものにする必要もない。
ただ それを託されている人は
神様が「もういいよ」というまで生きている必要がある。
変えることも 良いものにする必要もないという部分には
預かっているものは完璧という意味があり 大事に守リ続ける事こそに
意義があるということだろう。
地球の自然は 完璧な秩序によって運営されている。
それを 壊しているのは人間だけであることともつながっている気がする。
自分が預かっている「宇宙の3ミリ」も 大事に預かって
そのままの形で お返しできるようにしたいなと強く思う。
最近のコメント