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新札!

100_2097 今月初めから「自力整体」の

夜の部の教室へ 

週一回 行くことにした。

6年ほど前に 行き始めたのだが

3年ほど前から 休んでいた。

(というか サボってたと言うか・・・。)

「自力整体」というのは 簡単にいうと 自分の体の重みを利用して 

コリをほぐし ゆがみを直し 溜まった老廃物を搾り出し 

リラックス・脱力をうまくする方法を身につける といった言わば 

ヨーガやストレッチの遠い親戚のようなものだ。

その 指導をしてくれる先生が 話をしてくれたのだが

教室に来ている若い子が 月謝をいつも新札で渡してくれるのだという。

何回か同じことが続いたので そのわけを尋ねてみると

「お花の先生が 教えてくれたんです。

毎月 初心に戻って まっさらな気持ちに戻って お稽古事に向かうように

そして 教えて頂ける事に 感謝する気持ちを忘れないようにと・・・。

その先生も 習った先生に そう 教えて頂いたそうです。」と 答えたそうだ。

「ねぇ 若い子にも いっぱい教えてもらうことが あるでしょう?」

そう言って 先生はいい笑顔を見せてくれた。

その笑顔を見ながら

(教えてもらっていることは 「自力整体」のやり方だけでなく この先生には 今までもいろんなことを 教えてもらって来たな・・・。)と幸せな気持ちになった。

さて!来月から お月謝に新札を用意して 先生のような余分な脂肪の無い

しなやかな身体を 目指すぞーーー!!(*^_^*)v

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栄養ドリンクになった。

100_2105 3週間ほど前 

掛かりつけのお医者さんへ

行った時のこと。

隣の調剤薬局の薬剤師さんが

「車のタイヤ パンクしているようですよ。」と一人のおじいさんに話をしていた。

(パンクって 大変だな・・・。でも うちの人を呼んで直してもらうに違いない。)と 考えて その後すぐに忘れていた。

しかし 数分後外に出ると その80歳以上と思われる小柄のおじいさんが

スペアータイヤを はずしているところだった。

思わず 声をかけてしまった。

「手伝いましょうか?」 「はい お願いします。」

その時に お医者さんの受付の人も出てきてくれたので 3人で直すことに成った。

この辺は 冬に雪が積もるので タイヤの交換は何度か主人の手伝いで経験している。

しかし 積んでいる道具が使いにくいもので ナットを緩めるのにも3人がかりで

やっと出来るようなものだった。

ほんとうなら ものの5分で終わるであろうタイヤ交換が15分近くかかってしまった。

しかし そのおじいさんは 何度もお礼を言ってくれたので その頃 自分に対して無価値感を感じていた私には とってもありがたい出来事だった。

その後 山奥(おじいさんの家は四駆車でないと 動けないところにあるそうだ)に 無事に着きましたという電話が 掛かりつけのお医者さんのところに掛かってきたそうで

その受付の人が 通りがかりにわざわざ教えてくれた。

その後 10日ほど経って 今度は

「お礼だそうです・・・。」と 預かって来た栄養ドリンクを渡してくれた。

たぶん そのおじいさんは お礼をどうしたらいいか 悩んだに違いない。

そういう日常の小さな出来事で 生きている喜びを感じられることがうれしい。(*^_^*)

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レジ待ちで

100_2131 レジに並んでいる時

ほとんどの人が財布を開け

小銭がいくらあるか

一円玉がどれだけあるか

中身を確認していると思う。

私も そういう一人で 

エコバッグを取り出し

ポイントカードを確認し(違うスーパーのものを 堂々と出す時もたまにあったりして) 

小銭を数えている。

それが 普通で 常識だと思っていた。

ある日 新聞にこんな記事が書かれていた。

「レジに並んでいる人達の中で 財布の小銭を確認している人たちは 一様に

お年寄りがゆっくりと支払いをしている姿を 怖い顔でイライラしながら見ている。

邪魔だとでも言いたげに にらみつけている人も居る。

年を取ると 誰もが動きはゆっくりになり 指先もスムーズには動かない。

もう少し 優しく見守り ゆったりと列に並んでも良いのではないか。」

あー、思い当たることがある。

「○○○円です。」と言われて始めて バッグの中の財布を捜し始めるお年寄りを

見る時などは 

(何で 財布を出して置かないんだろう・・?)と イライラしてしまうことがある。

たぶん そういう時間は かかっても1分足らずで それほど目くじらを立てることでもないのに 

「早くしなさい!」と ず~~~っと言われてきた身には 出来るだけ早く済ませることに

とっても 意義を感じたりするのだ。

自分に余裕のあるときは そういうお年寄りをゆっくり待つことが出来たが

体調が悪かったり 気分的に落ち込んでいたりする時は

「早くしてー!」という念を 思いっきり飛ばしていた気がする。

にっこり笑顔で

「いいですよ ゆっくり支払いをして下さい。」

そういう人が 列の中に居るのと居ないのでは その場の雰囲気も違うだろう。

自分も将来 にらみ付けられないで済むように ゆったり生きることにしよう。(*^_^*)

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求めない

100_2130_2 「求めない」

信州・伊那谷の自然になかでくらす

83歳の詩人 加島祥造さんの詩集が

話題になっていると知った。

その内容が NHKの朝のニュースで

取り上げられており ついつい 見入ってしまった。

すべてが「求めない」で始まるその詩集には  短いが こころに響く言葉が書かれている。

求めない---
すると
簡素な暮らしになる

求めない---
すると
いまじゅうぶんに持っていると気づく

求めない---
すると
時間はゆっくり流れはじめる




加島さんは言う。

「求めない」と言ったって人間は求める存在なんだ。

それは承知の上での「求めない」なんだ。

僕が「求めない」というのは、「求めないで済むことは 求めない」ってことなんだ。

頭だけで求めると、求めすぎる。しまいには余計なものまで求めるんだ。

「求めない」は「足るを知る」ということなんだ。

加島さんも 求め続けて暮してきたからこそ 
「求めない」で暮らすことの大切さが良く分かる と話していたのが印象的だった。
人間関係であっても 相手に必要以上に求めるからこそ 不足を感じ 苛立ちを覚えたりする。
しかし 今の状態を感謝すると 心穏やかに過ごすことが出来る。
「求める」ということは 他者と比較しての結果から生まれることも多く
それは競争へとつながり 他者と共存して生きることへの反発も生む。
しかし 競争と共存 そのバランスをうまくとることこそ うまく生きることに他ならない。
このような 話を聞きながら 「求めない」という詩集が売れていることに納得しつつ
そういう気持ちを持つ人が 大勢居ることに 安心したりしている。(*^_^*)


求めない---
すると
自分のなかのものの方が
ずっと大切なんだ、と知る 


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込められた想いを知る

100_2048 刃物専門店である我が家は

主人が刃物の研ぎをしている。

機械用の刃物の研磨技能士なのだが

一般のご家庭で使用している包丁や

はさみなども研いでいる。

機械用の刃物であれば 

耐用期間が過ぎ これ以上は使用に適さない状態であったり 使い方に問題があったりして そのまま お返しするものもある。

一般のご家庭で 使用している刃物に対しても 今までは 研いでも元の切れ味に戻らないものや 錆びがひどいものは お断りをしていた。

しかし 最近は 元通りの切れ味が保証できないものであっても そのことをご理解していただいた上で 研ぐことも多くなって来ている。

それというのも その刃物が 親の形見であったり その方が何十年も大事に使っていたものであったり 他の人からみたら 古い汚れたものであっても 捨てるに捨てられない物である事が多く 

「なんとかなりませんか?」と言われることが 増えて来ているせいだ。

その刃物にまつわるお話を伺うと 出切るだけの事はさせていただこうと 主人も刃物をただの道具以上のものであることを認めて 預かるようになってきたと言う。

先日も ご婦人が花バサミを5丁持ってきた。

「ご近所の方が ここで研いでもらったという話を聞いたので・・・。」

見てみると 5丁とも刃ガケもひどく 悲惨な状態だったのだが 主人は

「この2丁は 何とか研ぎましょう。」と預かった。

物に込められた想いを少しずつではあるが 判る年になってきたこともあり

こうやって お互いがお互いの気持ちを酌みあいながら 生きていくんだな・・・。

「どうも ありがとう!」

帰っていくお客様の笑顔を見る事が出来るのは 申し訳ないけど研いでいる主人より 私の方が断然多い(*^_^*)

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