« 寄り道 | トップページ | ひこにゃん »

みんな同じだね、きっと。

100_1788 「そんな顔してにらんでないで 言いたいことがあったら 言いなさい!」

子供の頃の母とのやり取りを思い出した。

友達のMちゃんの家は 母子家庭で 母親は旅館で住み込みの仲居さんとして 働いていた。

その日 いつものように「バイバイ!」を言おうとした時 Mちゃんがあまりにも寂しそうだったので つい言いそびれた。

Mちゃんが いつもひとりで遊んでいる旅館のロビーで その頃は まだ 珍しかったカラーテレビで「ひょっこりひょうたん島」を見終わるまで 一緒に居てしまった。

帰ったら 怒られるだろうと覚悟していたのだが 心配から安心へ そして怒りへ変わった母をいつもの穏やかさに戻すだけの言葉は 当時の私には持ち合わせていなかった。

「ごめんなさい。」しか言えず 立ち尽くす私に

「もういいから ご飯を食べなさい。」と ため息まじりに母は言った。

その日 大好きなカレーだったにもかかわらず さまざまな感情が胸を一杯にし ご飯など食べられる状態ではなかった。

しかし 食べなければ 母の機嫌をさらにそこなうだろうと思い むりやり口にほおりこんだ。

子供の頃 親は絶対的な存在であった。

その親から言われる言葉で 深く傷つき 自己否定の感情を強く持つことになる。

しかし 今では その親達も不完全な存在であり 時には子供にさえ甘えて 自分でも思いもよらない言葉を言い放つこともあるのだ ということを理解出来るようになった。トラウマとして引きずることは ばかばかしいことだと。

そして こう思う。

「いつでも 愛されていた。そして 今でも深く愛されている。」

 

|

« 寄り道 | トップページ | ひこにゃん »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

今になってみると チョロイモンだけど(ё_ё)
子供の頃は愛が欲しかったから 仕方ない感情だよねぇ~。

今なんか相手がわかるまで 説明するのに・・・。

子供の内的世界は とても綺麗なんだよね。
寂しいって感じられるんだからさ。

投稿: salabacco | 2007年4月 7日 (土) 10時57分

考えたら 大人になって 忘れてしまったこともいっぱいあるね・・・。

自分のことで 精一杯で 暮らしに追われて

どこかへ置き忘れてきたのかな・・・。

自分本来の世界を きちんと持ち続けないといけないね。(*^_^*)v

投稿: mayan | 2007年4月 7日 (土) 16時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 寄り道 | トップページ | ひこにゃん »