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寄り道

100_1798 今頃の季節 子供の頃は楽しくてしかたがなかった。

「寄り道をしないで 真っ直ぐ家に帰りましょう」

もちろん 学校で言われていることは知っている。

普段は 大人の言うことをちゃんと聞く良い子の部類に入っていただろう私でも 春の終業式や始業式の日などは お昼ごはんまでに 家に帰ればOKと決めていた。(もちろん 友達と私との間で)

田んぼのあぜ道に生えているペンペン草(なずな)で遊んだり 片手に持てるだけのフキを摘み取ったり おおいぬふぐりの青い可憐な花を飽きるまで眺めたり あちらこちらから顔を出している 新しい命に心奪われ 春の匂いを満喫した。

家までは 普通に歩けば30分ほどの距離だったが そんなこんなで2時間ほどかかった。

手にしたフキで 母は 全てを察したのだろう。

「今まで 何をしてたの?」とも聞かず 渡したフキを受け取って 笑顔で「ありがとう。」と言った。

近年 「子供の片手分のフキをもらっても どうしようかな・・・と思ったよ。でも あんたがあまりにも得意そうに差し出すから ありがたく頂いといたけど・・・。」と母から聞かされた。

豊かな子供時代を過ごせたのではないかと 今になると思う。

知識としてではなく 感覚として 今でも鮮やかによみがえる 春の息吹を知った頃だった。 

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水のありがたさ

191761957_99_1 能登半島地震で ここ彦根でも 震度3の揺れがあった。

しかし 体感したのは もう少し強かったような気がする。

隣の家の庭にある灯篭が 大きくかなり長い間揺れるのを見て (震源地はどこなんだろう・・・。被害が出ないと良いけど・・・。)と思っていたのだが 時間が経つにつれて ひどい状況だということが分かってきた。

水の惑星と言われている地球ではあるが 水道の蛇口から出てくる水を そのまま飲料水として使用できる国は わずか6ヶ国程であるそうだ。

日本では 当たり前のように水を使っているが 地震の度に恵まれた状態であることにあらためて気付かされる。

毎日 何時間もかけて 水を汲みに行かなければならない生活をしている人達も この世界には存在しているのだ。

日々の暮らしに感謝しつつ暮らすことは 足りないものをあげつらって生きることより よほど精神状態にも良いに違いない。

今回 被災された方々が 心穏やかに過ごせる日々が 一日も早く訪れますようにと祈りつつ・・・。

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桜咲く

Hana331 昨日 全国で一番初めに 東京で開花宣言が出された。

日本人は 何故こうも桜を待ち望むのだろう・・・。

パッと咲いてパッと散るという潔さが その花の美しさに似合わず それも手伝っているのかもしれない。

去年は ここ彦根では曇りの日が多く 青空に映える桜の花を見ることが出来なかったので 今年は楽しみにしている人も多いだろう。

築城400年祭で盛り上がる彦根城を 青空に美しく咲く桜が さらに 盛り立てるのではないだろうか・・・。夜桜の幻影的な風情も また楽しい。

「桜咲く」で 頭に浮かぶのは 受験の合格のメッセージだ。もちろん 今のご時世では 携帯電話があるので 電報などで知らせるなんてことはしていないだろうが 私には そのイメージが強く残っている。

「桜散る」は 不合格であることを意味するのではあるが それは 長い人生で考えたら ひょっとしたら その人の進むべき道への転換の第一歩であるかもしれない。

「散る」ことは 必ずしも 失敗や悲劇を意味しない。

それは 次の始まりであるから・・・。

写真はhttp://www.geocities.jp/sion7700/ から、お借りしました。

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地図!!

100_1757_1  先日、年配の男性から電話がかかってきた。

「お宅へ行きたいと思って、新聞の地図を頼りに出かけたんだけど、よく分からないので、申し訳ないがもっと良く分かるような地図を送ってくれませんか?」

地方新聞に広告を載せているのだが、その地図が分かりにくいとめちゃくちゃ評判が悪い。

下書きを私が書いて、それを元に印刷屋さんが作製してくれたのだが、どうもみなさんピン!と来ないようなのだ(~~;

その問い合わせの電話を頂いたおじいさんも、うちの近くをうろうろした挙句、あきらめて一度家に帰ったということだった。

「それでは、手書きでも良かったら送らせていただきますので、ご住所を教えて下さい。」

その日、すぐに手紙を出すと、次の日「着きました、どうもありがとう!これだとよ~く分かります。近々伺いますから・・・。」と、ご丁寧に、お礼の電話を頂いた。

そのおじいさんは、2日後に来店され、何度も断わったにもかかわらず切手代までも払って行かれた。

地図がわかりにくいという声は以前からもあったのに、そのままにしていたことを猛省し、この際地図を書き換える事にした。

「過ちを悔い改めるに、はばかる事なかれ!」

こうやって、いろんな方に教えて頂いて少しづつ形を整えて行くんだな・・・・。凸凹を微妙に削って格好良くしていかないといけないな、私の在り方も・・・・。(*^_^*)

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帳尻合わせ?

100_1775 今年は、暖かい日が続き雪も積もらないし、雪かきもしなくてもいい。なんて過ごし易い冬だったんだろう・・・。もう春だ~~~♪

そんなゆるんだ精神に喝!を入れるかのように、昨日から冬の天気に逆戻りし、今朝は雪かきが必要なほど積もっていた。

冬用のタイヤを換えている人もいるかもしれないし、この雪で「うわ~っ!まいったな・・・。」と思っている人は少なくないだろうと思う。咲いている梅や桃はさぞかしビックリしているのではないか・・・。

この間から、だいぶ鳴き方が上手になったウグイスも、雪の間は、どこでどうしているのか、静かに鳴りを潜めている。

帳尻合わせをするかのように、暖冬だった年の春は、寒の戻りがきついのだそうだ。

ここしばらくは、例年並かそれ以下の気温が続くらしい・・・・。

春夏秋冬、それぞれがそれぞれの役目を着実にすることが必要なんだろうな・・・。

長所も短所も、それなりに必要ってことかな。o(*⌒―⌒*)oにこっ♪

さーて、寒さにめげずに、動くとしよう。

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桃の節句

100_1770_1 ひな祭りのその日、スーパーマーケットには、ちらし寿司やら潮汁用のハマグリなどと一緒に、ピンク色のかわいらしいお菓子類が、所狭しと並べられていた。

春らしいその雰囲気に、おなじみの「明りをつけましょ ぼんぼりに~♪」の曲も流れ、なんとなく華やいだ感じでいいな~・・・と思っていると。

小学校の低学年らしい男の子が母親に聞いた。

「なー、うちのご飯は今日、何!?」

「カレーライスに決まってるやん!」

「え~!?ひな祭りなのに、カレーなん!?」

「あたりまえや、うちは代々『ひな祭りにはカレー』って決まってんねん!」

一緒に買い物に来たらしい、母親の友人も「ハハハーッ、決まってるんならしゃーないなー。」と大笑いしている。

男の子のがっかりした顔と、母親達の笑顔がなんとも言えずおかしかった。

「桃の節句」というのは、桃の季節であるからということもあるようだが、「桃」が邪気を祓うということから、子供の幸福を願って付けられた呼び名であるらしい。

以前は、桃の節句らしい献立を考えたりしていたが、その日、うちも全然関係のないメニューだった。

日本には、日常を離れて気持ちを切り替えることに出来る行事が折々にあるのに、そういうチャンスをうまく利用しないともったいない。

日本の古来からの良き風習を、大事に後世に伝えることも、私たちの世代の大事な役割に違いない。時間をかけて楽しみながら行事のこしらえをし、ストレスから開放されるゆったりした時間を持つことは、今の時代には贅沢で、しかも必要なことなのかもしれない。

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心地良い目覚め

100_1766 この冬、朝一番に聞こえてくる声は、「グエッ!」あるいは「グワッ!」というカラスの鳴き声だった。

普通カラスと言えば、「カァ~」か「アァ~」「アホォ~」ではないのか!

そういう鳴き声だったら、まだ許せるのだが(まだ起きるまでは20分くらいあるなー。)というまどろみの最中に「グエッ!」「グワッ!」を聞くと、なんだか新しい一日の始まりが、情けない気持ちで一杯になっていた。

しかし、ここ一週間程は違う。

朝一番に聞こえるのは、「ホーホケッ・・・・ホケッ・・・・ホケキョ♪」

そう、ウグイスがデビューしたのだ!

それも、まだまだ不慣れな鳴き方なので、思わず「フフッ!」と笑ってしまう。

何匹かのにぎやかな「ホーホケキョ♪」に押されてか、カラスの鳴き声はあまり聞こえなくなり、他の小鳥のさえずりと共に、さわやかな朝がやってきた。

ウグイスの鳴き方が上達するにつれて、春はグングン加速する。

新しいことが始める春、やっぱりいいな春! (*^_^*)v

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