« 博士の愛した数式 | トップページ | 幼い頃 »

多数決

4~5年以上前だったと記憶している。日本TV系列で放送していた番組で、視聴者の投稿する物語をアニメ化していたものがあった。その中で、一番ココロに響き、今でも忘れられないものがある。

その物語は、神様のこういう一言で始まる。

「この地球に住んでいる者たちの望みを一つだけ叶えよう。3日猶予を与えるので、その間に良く話し合って決めなさい。最終的決まらない場合は、多数決を取りなさい。」

それから、人間たちはいろんなことを考え始めたが、人種であるとか、国家であるとか、常に自分たちの都合のいいことばかりを考えるため、なかなか意見がまとまらない。そして、ついに約束の日が来た。

「決まったかな?」神様が言うと、こう答えた。「いいえ、神様。一つのことを決めると、それに反対する意見が必ず出て結局まとまりませんでした。一つだけというのは、後々問題にもなりかねません。今回は、叶えていただくことをあきらめます。」

すると、神様がこう言った。

「いいや、望むことは多数決で決まっておる。地球に住んでいる者たちは、総じてこういう意見だった。『人間をこの地球から追い出してください。』だから、その意見を叶えることにする。」

地球上に一番多く住むものは、虫の種類であった。地中深くにも、数え切れない虫が住んでおり、そのほとんどが望むことは人間を追放することだったのだ!それなのに、人間は地球を我が物顔に利用することだけしか考えて居なかった。人間だけが地球を好きなように出来ると思い込んでいる。そして、破壊を続けてきた。

この物語を見たときに、正直(なるほどねー・・・・。)と、感嘆してしまった。人間は確かに愚かだけれど、賢くもある。この物語のような結果には決してしたくない。

|

« 博士の愛した数式 | トップページ | 幼い頃 »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/92912/1842594

この記事へのトラックバック一覧です: 多数決:

« 博士の愛した数式 | トップページ | 幼い頃 »