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小さき勇者たち~

先日、ガメラを見た。

主役の子供を、フジTVの「Dr.コトー診療所」を見ていたときから好きだったので、主人が「ガメラ見に行こうか?」と誘ってくれた時に「うん、行こう!」と直ぐに答えた。その反応の速さに主人は、とても不思議そうな顔をして私を見た。(ゴジラなどの怪獣物に対しては、一緒に映画を見に行っても、私は途中で寝てしまうことがあったから・・・・・。)

前のガメラの印象があまりにも強くあったので、今回のガメラのかわいすぎには、ちょっとピンと来ない部分もあったけど、子供たちのけなげさに泣けた・・・。

内容はともかくとして、映画が始まる少し前に、私の隣の席に中学2年~高校1年といったぐらいの少年が座った。座る前に、私が隣の席であることを確認して安心したように感じられたので、なんとなくかわいらしさを感じた。

一人で見に来ているので、もしも、いかつい男性が座っていたら嫌だろうな・・・と、勝手に想像をしていたら、おもむろに売店から買ってきたホットドッグをかじり始めた。しっかり酸化してしまったような油の匂いに、(まいったなー・・・・。)と思ったが、それも楽しみにしてたんだろうと、あきらめることにした。しばらく経つと、大きな入れ物のポップコーンに変わり、十分匂いを満喫させてもらった。

そして、クライマックス。

見るとはなしにフッと横を見ると、その少年が、長袖のシャツでぐいっと涙を拭うのが見えた。それも、なんども繰り返ししている気配も感じられて、その少年の繊細さが垣間見れて、この国の将来も捨てたもんじゃないよ、きっと!という気分になった。

たぶん、それぐらいの年の子だったら、友達と一緒に見に来て、わいわい言いながら行き帰りも映画の話で楽しむことが多いだろうけど、一人で見に来ているというのは、そういう親しい友達がまだ居ないのかもしれない・・・・。繊細で優しい子は、なかなか自分を出せないから、いじめの対象にされたりするけど、大人になったらその繊細さが強さとなって、自分の本来持っている力が発揮出来るんだろうな・・・・。

「子供の頃は辛いかもしれないけど、がんばるんだよー!」と、声をかけたいぐらいだったが、おばさんは静かにしとこうと思い直した。外へ出ると、なにかしらの新しい出会いがあって、感情がいっぱい動くことが楽しいなーと思えるようになってきた。

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